つぶやきしぶちん

こんばんは

2008年08月21日 | つぶやきしぶちん


詰まらない話ですが。。。

           「指きり厳禁」

家に帰りソファーで寝転がりオリンピックを見ていた。
妻は食事を作っているようだ。

腹減った。
まだ飯には時間がかかりそうだ。

机の上の上手そうなフランスパンが置いてあった。

僕は台所から包丁を持ってきてパンの下に新聞紙を引き
食べるくらいの大きさに切ろうと硬そうなパンを一気に切ったんだ。

そしたらね、親指も一緒に切っちゃった(>_<)
とても嫌な感触と激痛!

「やってもーーーたーーー!」そりゃぁもう大騒ぎ!

爪がパックリ切れているのを見て目眩がする(笑)

僕はテッシュ数枚を親指に巻き、これは救急病院へ行かねばと!
昔、子供らを良く連れて行った大通りの病院へ向った。
もちろん僕は指を押さえて助手席で泣いているw
運転は妻だ。

病院へ到着~受付のお兄ちゃんは僕の押さえている指を見るなり
「ここは内科ですので、外科はこの3箇所の病院のどちらかへ
行って下さい」と、とても冷静に紙切れを渡す。

ちッ!最悪だなぁ~と思いながらも診てくれないなら仕方無い。
近そうな病院へ行こうと思ったが、その前に電話して
確認しようと思い携帯で連絡をする。

最初の病院

「すみません、救急な患者さんがおりまして
しばらく見れませんが・・・してどちらの指ですか?」

「あ、親指ですが・・では違う病院へ行きます」と電話を切る。

一箇所はかなり遠いので、残された病院へ電話。

「どうされました?」

「指を切ってしまいまして・・」

「そうですか?どの指ですか?」

おいおい!なんで、どの指か聞くんだ!
小指じゃねーよ!
こっつちは痛いんだぜ!

と思いつつ

「左手の親指です」

「そうですか、ではいらして下さい」と受け付けてくれるようだ。

暗い中、ようやく病院を見つけ診察を受ける。

「では見せてください」と先生

僕は血に染まったテッシュを取る。
血はほとんど止まっていた。

先生は、消毒液が染みたガーゼで傷口を洗う。

あれ?大したこと無いな。。。汗
切った瞬間、傷口をちらりとしか見なかったが、まじまじと見ると
爪を半分くらい切ってはいるものの指の方にはあまり傷が深くないようだ。

先生は指先の感触があるかどうか聞き
血は止まっているようなので、大丈夫でしょうと
看護婦に

「絆創膏」と指示する。

看護婦さから絆創膏を受け取ると、切れた箇所にペタンと貼る。

髭面の50近い男が夜に、救急病院へ来て。。。

絆創膏だけ。。。。

せ、せ、せめて赤チンでも塗っておくれ!

診察室に響く「絆創膏」の言葉。

看護婦さんの目が笑っているように見えるorz

ちょいと赤面しながらも少しほっとして診察室を後にする。

あまりに早い診察時間に目を丸くした妻がそこにいる。
心配そうに待っていたんだ。

そりゃそうさ

切った時、僕は叫んだんだ。

「指、落としたぁぁぁぁーーー!」と(笑)

大袈裟なのもたいがいにせーよほんまに!

           ・

帰ってからソファーに寝そべり半分しか切れていない
フランスパンをちぎる。

パンをかじりながらTVでオリンピック観戦
台所から妻が料理を再開する音が聞こえた。

あぁ~腹へった(笑)




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